院内歯科技工士が常駐する歯科で入れ歯や差し歯を作るメリット3つ。
歯の治療に必要な入れ歯や差し歯は、歯科医が作成した指示書をもとに歯科技工士が製作します。歯科技工士は病院外の歯科技工所で働いていることが多く、院内に常駐しているケースはあまり多くありません。
歯科技工士が院内に常駐しているとどのようなメリットがあるのでしょうか。
歯科技工士とは
歯科技工士とは入れ歯や差し歯などの製作・加工を行う専門職で、大学・短大・専門学校で技術や知識を学んだあと、国家試験に合格しないとなることはできません。
高い技術力と審美感覚が求められるだけではなく、最新の技術や知識を身につけていく積極性や柔軟性も必要な職業です。そのため、経験値やセンス、スキルなどの個人差が製作に反映されやすく、質の良い入れ歯や差し歯を作ることができるかは、どの歯科技工士に依頼するかによって左右されるとも言えます。
技工士が常駐する病院のメリット
歯科技工士の7割は院外の歯科技工所で働いているといわれており、院内歯科技工士として常駐しているケースはあまり多くありません。そのような状況の中、技工士が常駐する病院を選ぶことにどのようなメリットがあるのでしょうか。
【すぐに対応できる】
院内に歯科技工士が常駐していると、入れ歯や差し歯の作製やメンテナンス、補修などで歯科技工士が必要な場合でもすぐに対応することができます。入れ歯や差し歯がなくて不便を感じる期間が短くなるため、生活のストレスが少なく、万が一のときでも安心です。
【技工士と医師の情報交換が密になる】
院内に歯科技工士が常駐していると、技工士と医師の情報交換・共有が密になります。そのため、より細かなケアを受けたり、現状に合った入れ歯や差し歯を製作したりしやすくなり、満足感と安心感が高い治療を受けることができます。
【費用負担が減る】
院外の歯科技工所に入れ歯や差し歯の製作を依頼すると税金や輸送費などのコストが発生しますが、院内に歯科技工士が常駐していると余分なコストがかからないため、治療費の負担も減ります。自由診療で作る入れ歯やインプラントなどでは、特にメリットを感じられるのではないでしょうか。
まとめ
当院には口腔インプラント学に関わる広い学識と高度な専門的技能を有する日本口腔インプラント学会認定歯科技工士が在籍しています。高い技術力と知識があるだけではなく、学会参加や症例提示など、知識と技術の取得に積極的でないと維持できないこの資格を有する技工士は、岐阜県下では4人しかいません。
また、当院の技工室はガラス張りのオープンスタイルとなっており、製作の様子を見ることもできます。どのような環境でどのように製作しているかをお見せすることで、安心感を提供することができればと考えております。
院内歯科技工士が常駐する歯科で入れ歯や差し歯を作りたいとお考えの方は、ぜひ当院にご相談ください。