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毎日の歯磨きだけでは限界がある?歯医者で定期的なクリーニングを受けるメリット4つ。

歯石除去や歯のクリーニングは定期的に行うとよいといわれています。しかし、歯のクリーニングは保険適用でも数千円程度かかることが多いため、メリットが感じられず「もったいない」という気持ちになる方も多いようです。今回は定期的に歯のクリーニングを行うメリットを紹介します。

セルフケアでは取り切れない汚れを除去、スッキリ

歯ブラシやデンタルフロスを使った日々のセルフケアは、歯についた食べかすや歯垢をとる有効な方法です。

しかし、磨き残した歯垢はおよそ48時間で固い歯石となり、歯ブラシなどでは取り除けなくなってしまいます。歯石は歯周病などの原因になったり悪化させたりするため、付かないようにすることはもちろん、付いたら除去する必要があります。

歯石は専門的な道具を使い、歯や歯茎を傷つけないよう行わなくてはならないため、セルフケアで対応することは基本的にできません。歯医者であれば安全かつ丁寧に、セルフケアでは取れない汚れを取ることができます。

口の中の変化に気づける

定期的にクリーニングを行うと口に中の状態を診てもらうことができるため、虫歯や歯周病といったトラブルに早く気づくことができます。症状が軽いうちに対応できるため、治療にかかる時間や費用を抑えることができます。

相談する機会ができる

食事をしているときに顎が痛い、口臭が気になる、歯茎が下がった気がするなど、虫歯や歯周病ではないけれど口の状態が気になるというとき、相談のために歯医者に行くのは面倒だと感じることもあるでしょう。

しかし、定期的に歯のクリーニングを行っていると、クリーニングのついでに相談することができます。歯石除去後のアフターケア方法や日常のブラッシング法などの指導も受けることができます。

健康で美しい歯をキープできる

定期的なクリーニングを行っていると歯石、ヤニ、ワインやコーヒーなどの着色汚れを取ることができます。虫歯や歯周病の予防と早期発見といった歯と口の健康を守るだけではなく、汚れのない白くて美しい歯をキープする効果もあります。

まとめ

歯石除去には様々なメリットがありますが、歯や歯茎にある程度負担がかかるため、必要以上にやりすぎたり、専門知識や技術がないのに行うとデメリットやリスクがあるので注意が必要です。医師の判断のもと、適度な頻度で専門家によるクリーニングを受けてください。

また、歯石除去後は食べ物がしみたり出血したりすることがありますので、しばらく刺激の強い食品を避け、柔らかい歯ブラシでブラッシングするなど、アフターケアを行いましょう。