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ひょっとして合っていない?入れ歯の噛み合わせが悪いと起きやすいトラブル3つ。

欠損した歯の機能を補うために使用する入れ歯ですが、ときどき「入れ歯が合っていなくて噛み合わせが悪い」と感じることがあります。かみ合わせが悪いと食事や会話などにストレスを感じるだけではなく、放置していると様々なトラブルの原因になるかもしれません。

今回は入れ歯のかみ合わせが悪いと起きやすいトラブルをご紹介します。

1.口や顎周りのトラブル

入れ歯の噛み合わせが原因で起こるトラブルといえば、なんといっても口や顎周りのトラブルです。噛み合わせが悪いことで一部の歯に負担が偏った結果、歯並びが悪くなって虫歯や歯周病が進行したり、顎関節症のような症状が出たりするだけではなく、口が常に開いたような状態になってしまうこともあります。

2.顔のゆがみ

噛み合わせの悪さから「片噛み」の癖がついたり、下顎が前や後ろにずれたりすると、顔が左右不均衡になる、唇の周りに縦ジワができる、下顎がつきだすといった顔のゆがみを招くことがあります。

3.全身のトラブル

下顎が前に出ると猫背になりやすいほか、喉の筋肉が引っ張られた状態になることから食べ物を飲み込みにくくなってしまいます。

また、顎のズレは首に負担をかけるため、肩や首のコリ、頭痛、耳鳴り、手足のしびれ、腰痛といった全身のトラブルに繋がることも少なくありません。

また、食事しづらい、顔つきが変わる、体が痛いといったストレスが重なることで抑うつ状態になることもあります。

噛み合わせが悪いと思ったら…

食べ物を噛みづらい、口の中に違和感があるなど、噛み合わせが悪いと感じたらできるだけ早く噛み合わせの調整を行いましょう。早期に調整を行うことでトラブルを防止できるだけではなく、噛み合わせの修正にかかる時間を短くすることができます。

ズレてしまった噛み合わせは、急に直すと別の症状を引き起こす可能性が高いため、治療用の入れ歯を使用しながら少しずつ修正していくことになります。治療用の入れ歯は保険適用外となるため高額で、治療期間が長引くほど費用負担が大きくなります。

まとめ

入れ歯の噛み合わせの悪さが招くトラブルを未然に防ぐには、入れ歯を作る前にしっかりとカウンセリングや診断を行い、丁寧に型取り、作製、調整された質の高い入れ歯を使うことが重要です。

また、口や顎の骨の状況は時間とともに変化していくものなので、作った当初は問題がなくても、しばらくすると合わないと感じることもあります。定期的にメンテナンスを行うよう心がけましょう。

また、噛み合わせが悪いと感じたら、できるだけ早く調整を行うことも大切です。

質の高い入れ歯製作やメンテナンス、噛み合わせの調整などをお考えの方は、当院にご相談ください。